『ごん狐』『手袋を買いに』

両方とも小学校の教科書にも載っている児童作品なんだが、小学生低学年の頃、どっちも狐が出てくる話なのでよくゴッチャになっていた(子狐が帽子屋に殺されたりしてた)。
その事をふと思い出し、読んでみたくなったのでウェブ上を探していたら、両作品とも新美南吉という作家の作品だと判明。
「子供のころの俺は、狐っていう共通点だけでゴッチャになっていたんじゃなく、両作品に共通した作家性を見出していたのかも」
なんて一瞬考えもしたけど、多分馬鹿だったからだろうな。

ちなみに青空文庫でも読めます。
ごん狐
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/628_14895.html
手袋を買いに
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/637_13341.html

新美南吉の代表作は『ごん狐』だろうけど、個人的には『手袋を買いに』のほうが好きだな。今読んでも幻想的で美しいと感じる。たしか小学校の教科書で読んだときもかなり気に入って、授業で先に進んでからもよく読んでいたような。